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今回のお悩み
- Rank Trackerの無料版でどこまでの機能が使えるのか
- 有料版との違いが知りたい

上記のお悩みについてお答えします。
- 無料版のRank Trackerで使える便利機能5つ
- 有料版のRank Trackerのみの限定機能4つ
- 無料版と有料版の使用は用途による
ぼくは検索順位チェックツールについては、「Rank Tracker」と「GRC」の両方を用途別で使用しています。
Rank Trackerは月間2,000円近くするので、無料版で継続使用できるのか悩んでいる人も多いですよね。今回は、無料版Rank Trackerで何が出来るのか、有料版と何が違うのかについて解説します。

実は無料版でもかなり使えます。
後半では「無料版と有料版の使用は用途による」についても詳しく解説しています。ご自身の目的と照らし合わせてみてください。
分析・解析に優れたツール
本格的にSEO対策したい方におすすめ
Rank Trackerは無料版でも優秀
結論から言うと、Rank Trackerは無料版でも充分に使えます。
Rank Trackerの有料版と無料版の違いは以下の通り。
Rank Tracker無料版 | Rank Tracker有料版(プロフェッショナル) | |
---|---|---|
料金 | ||
サイト数 | ||
キーワード数 | ||
プロジェクトの保存 | ||
順位チェックのスケジューリング | ||
順位チェック時のreCAPTCHAチェック | ||
検索ボリュームのチェック | ||
競合サイトの調査 |
順位チェックツールを始めて導入する方は、Rank Trackerの無料版でも十分すぎるほど機能が豊富です。
順位チェックツールのお試し版でよくあるのが「キーワード数の制限」ですが、Rank Trackerの無料版ではサイト数もキーワード数もなんと無制限。
よく比較される有料版のGRCですら制限があるので、もはや無料版で使える範囲を超えています。そんなRank Trackerの機能について、無料版と有料版でどんな違いがあるのか、詳しく解説していきますね。
無料版のRank Trackerで使える便利機能5つ
まずは無料版でも使える便利な機能を5つ解説します。
無料版Rank Trackerで使える便利機能
- 自サイトのキーワード検索順位チェック
- 競合サイトを見つける
- 競合と比較して自サイトで弱いキーワードを抽出
- 競合の検索上位のページを抽出
- 被リンクの数が分かる
①自サイトのキーワード検索順位チェック
無料版Rank Trackerでも、有料版と同様に設定したキーワードの順位を一覧でチェックできます。
Rank Tracker無料版 | Rank Tracker有料版(プロフェッショナル) | |
---|---|---|
サイト数 | ||
キーワード数 |
チェックできるサイト数やキーワード数も無制限なので、有料版と変わらない機能が使えます。ただし、一部の機能に制限があり不便な点があるので、下記から有料版のRank Trackerのみの限定機能4つで紹介します。
②競合サイトを見つける
「競合他社の研究」では、まだ自分が知らない競合サイトを見つけることができます。
競合サイトをすでに知っている場合は、あまり使わない機能なので、そこまで重要ではないかもです。ただし、無料版は2サイトまで(有料版は100サイトまで)です。
③競合と比較して自サイトで弱いキーワードを抽出
Rank Trackerには、「キーワードギャップ」と呼ばれる、自サイトが検索順位でランクインしておらず、競合がランクインしているキーワードを抽出してくれる機能があります。
自サイトの競合が明確な場合は、どのキーワードを強化すればいいのかが分かります。自分が設定していないキーワードを見つけることもできるので、自分のブログで足りないキーワードを見つけることができます。
④競合の検索上位のページを抽出
「Top Pages」では、競合サイトで検索上位のページを一覧で表示してくれます。
さらに、各記事のキーワードも確認することができます。これによって、競合サイトがどんなキーワードでどんなページからアクセスを稼いでいるかが分かってしまうのです。

無料でここまで出来ちゃいます!
⑤被リンクの数が分かる
さらにバックリンク(被リンク)の数も分かります。被リンクが多ければ多いほど検索エンジンからの信頼性は高まるので、検索上位のための指標になります。
被リンクの中でも、Dofollowがどれだけあるかも確認できます。
※Nofollowは検索エンジンに評価させないための設定なので、被リンク数としては除外しなくてはいけません
有料版のRank Trackerのみの限定機能4つ
無料版でもできることは多いですが、有料版のみの機能や制限についてご紹介します。
有料版のRank Trackerでしか使えない機能
- プロジェクト(キーワードデータ)の保存
- 順位チェック時のreCAPTCHAチェックが不要
- 順位チェックのスケジューリング
- 競合サイトの調査の制限
①プロジェクト(キーワードデータ)の保存
無料版では、プロジェクトの保存(キーワードの保存)ができません。
プロジェクトの保存ができないということは、パソコンを再起動したりRank Trackerを閉じてしまうと、これまでの順位測定がリセットされ、キーワードを登録し直さなければいけません(グラフの推移もリセット)。

再起動するたびにデータがリセットされてしまうので、とても不便…
日々データを蓄積して検索順位の推移を追っていきたい場合は、有料版にしましょう。
②順位チェック時のreCAPTCHAチェックが不要
無料版では、順位チェックをする際に「reCAPTCHA」にチェックを入れないと、順位チェックを完了してくれません。検索ボリュームチェック中に何度も表示されるため、その都度複数回クリックする必要があります。
キーワードが多い場合は順位チェックに非常に時間がかかってしまう上に、かなり面倒なので、手間をかけたくない場合は有料版にしましょう。
③順位チェックのスケジューリング
Rank Trackerの自動順位チェックのスケージュール機能は、有料版だけの機能です。スケージュール機能はプロジェクトを保存しないと使用できないため、プロジェクト保存ができない無料版では使用不可。
④競合サイトの調査は無制限
無料版では、競合サイトの調査に制限がかかります。例えば先ほど紹介した、競合サイトを見つける機能では、2サイトまでしか確認できません。
有料版では100サイトまで表示させることができます。
また、競合サイトのキーワードの順位を追跡する機能も、無料版では1サイトに対し、有料版では5サイト登録できます(プロフェッショナルプランの場合)。
無料版と有料版の使用は用途による
無料版と有料版を選ぶ基準を紹介しておきます。
競合分析やお試し利用なら無料版で十分
結論から言うと、「競合分析」や「検索順位チェックツールのお試し利用」としての用途であれば、無料版でも十分です。
- 競合分析をしたい
- 設定のやり直しや面倒な作業は我慢できる
- 検索順位の推移は不要で、たまに順位をチェックできればいい
- その他のツールと併用する予定
無料版のRank Trackerは、一部に制限があるものの、かなりの機能を無料の範囲内で利用できます。
有料版だけの機能として、「キーワードの具体的な検索ボリューム」を調べられる機能もありますが、キーワード分析(検索ボリューム、競合性、キーワード難易度)や関連キーワードの取得機能は、下記の無料ツールと併用すれば不要です。
- キーワードプランナー(検索ボリューム)
- Ubersuggest(検索ボリューム・競合の強さ)
- ラッコキーワード(関連キーワード)
検索順位チェックや分析作業の効率化が目的なら有料版
- 検索順位の推移を確認したい人
- Rank Trackerだけで効率的に作業したい人
- スケジュール機能を使いたい人
- 本格的にブログ運営をしたい人
検索順位のデータを蓄積し、日々の変動を確認したい場合は、有料版を選びましょう。すべての機能を1つのツールで使って効率化したい人や、スケジュール機能を使いたい方も、有料版をおすすめします。

検索順位だけに高い料金を払うのはちょっと…という方は、安くお手軽に導入できる「GRC」との併用も十分ありだと思います。
無料版Rank Trackerの導入方法
無料版か有料版か迷っているなら、1度無料版を使ってみることをおすすめします。導入方法は、ライセンスの購入以外は有料版と同じです。
まとめ | まずは無料版をダウンロードしてRank Trackerを体験してみよう
以上、Rank Trackerの無料版と有料版の違いについて解説しました。
無料版で出来ること
- 自サイトのキーワード検索順位チェック
- 競合サイトを見つける
- 競合と比較して自サイトで弱いキーワードを抽出
- 競合の検索上位のページを抽出
- 被リンクの数が分かる
有料版のみ可能
- プロジェクト(キーワードデータ)の保存
- 順位チェック時のreCAPTCHAチェックが不要
- 順位チェックのスケジューリング
- 競合サイトの調査の制限なし
有料版は少し高いので迷う人も多いと思いますが、とりあえず無料版を導入してみるのがおすすめです。

GRCとの併用でもOKです。
まだ使ったことがない人は、かんたんに導入できるので、ぜひこの機会に無料版Rank Trackerを使ってみてください。